レポートタイプは「通常レポート」と「期間指定レポート」の2種類あります。
各レポートタイプには、アクセス解析の目的別に複数のページが用意されています。
通常レポート
通常レポートは今月、前月、前々月、過去13ヶ月など、予めよく利用する期間が設定されており、ページを読み進めるだけで、Webサイトの健康状態が把握できます。
期間指定レポート
期間指定レポートは、通常レポートと同じ分析指標を用いて、任意の集計期間で分析できるレポートです。
レポートサンプルはPDFですが、実際はWebレポート(リアルタイム集計)+PDFレポート(週1メール送信)となります。
特徴01
指標やディメンションの選択など、面倒な操作は一切不要です。よく利用する指標と期間が設定されており、ページを読み進めるだけで、Webサイトの健康状態が把握できます。
特徴02
ディメンションごとのシェアを示す「割合」や「表内の棒グラフ」を見れば、重要指標のシェアを一瞬で把握できます。
特徴03
「メディア」「参照元/メディア」「性別」「年齢」「デバイス」で集計結果を絞り込めるフィルタ機能です。例えば、「男性だけのPVを見たい時」「広告経由のみのセッションを見たい時」などに便利です。
通常レポートと期間指定レポートの内容は同じです。
サイトの健康状態を、1ページで確認することを目的とした、レポートです。
左上には、今月、前月、前々月の「PV」「セッション」「ユーザー」「新規ユーザー」「リピーター」などの重要指標と、その前月比をスコアカードで示しています。
利用頻度が高い「メディア」「参照元/メディア」のデータは右上にまとめ、流入数を表すセッションと、WebサイトのゴールであるCVへの貢献数値を記載しています。
また、「性別」「年齢」「性別×年齢」「デバイス」「曜日」「時間」「地域」ごとのセッションやCVも、まとめて表示しています。
PVは、【総合指標】と捉えましょう。PVは、【量の指標】と【質の指標】の掛け算で構成されています。
このレポートでWebサイトの健康状態の大枠を把握したら、次のレポートに進みます。【量の指標】と【質の指標】のどちらに改善ポイントがあるのか、アタリをつけることが大事です。
【期間指定レポート:サマリ】では、同じ指標を用いて任意の期間で分析することが可能です。
ここでは、今月~過去13ヶ月のPVとセッションを確認できます。直近数ヶ月だけでなく、季節要因も考慮して前年同月とも比較してみてください。
前月比較の積み上げグラフでは、どこでペースが上がったか、下がったかが視覚的に分かりやすくなっています。
また、「性別」「年齢」「性別×年齢」「デバイス」「曜日」「時間」「地域」ごとのセッションやCVも、まとめて表示しています。
PVは【総合指標(量と質の掛け算)】です。セッションは【量の指標】です。
例えば、「セッションは伸びているが、PVは伸びていない」という状態であれば、【質の指標】である「PV/セッション」が落ちているということが言えます。
この場合、「他ページへの誘導ができているか」「見出しページが分かりやすくデザインされているか」など、導線設計を確認してみてください。
【期間指定レポート:PVとセッション】では、同じ指標を用いて任意の期間で分析することが可能です。
ここでは、今月~過去13ヶ月のユーザーと新規ユーザーを確認できます。直近数ヶ月だけでなく、季節要因も考慮して前年同月とも比較してみてください。
前月比較の積み上げグラフでは、どこでペースが上がったか、下がったかが視覚的に分かりやすくなっています。
ユーザーも新規ユーザーも【量の指標】です。特に新規ユーザーは、将来の売上創出のためのシグナルです。
これが伸びていない場合、広告などの集客施策で、新規ユーザーにリーチできているかを確認しましょう。
例えば、リターゲティング広告に配信が偏ると、新規ユーザーが減少し、新しい顧客を獲得しづらくなることがあります。
反対に、「新規ユーザーが伸びているにも関わらず、ユーザーが伸びていない」場合、リピーター離れが懸念されます。
新しいコンテンツを制作したり、再訪問してもらうための仕掛けを考えましょう。
ここでは、主にリピーターと質の指標の分析を行います。
まずは今月~過去13ヶ月のリピーターを確認しましょう。直近数ヶ月だけでなく、季節要因も考慮して前年同月とも比較してみてください。
前月比較の積み上げグラフでは、どこでペースが上がったか、下がったかが視覚的に分かりやすくなっています。
リピーターは【量の指標】ですが、これは複数回サイトに来てくれたユーザーを集計したものなので、【質の指標】と相関が出やすい指標です。
【質の指標】では、「セッション/ユーザー」「PV/セッション」「直帰率」「平均セッション時間」の月別データが確認できます。
【期間指定レポート:リピーターと質の指標】では、同じ指標を用いて任意の期間で分析することが可能です。
ここでは、主にオーガニック検索の推移を確認できます。
オーガニック検索とは、広告ではない、検索エンジンの検索結果をクリックして、サイト訪問した数です。
SEOはもちろん、ブランドを記憶し、再訪問してくれるリピーターを、獲得することによっても、伸ばすことができます。
まずは今月~過去13ヶ月のオーガニック検索を確認しましょう。直近数ヶ月だけでなく、季節要因も考慮して前年同月とも比較してみてください。
前月比較の積み上げグラフでは、どこでペースが上がったか、下がったかが視覚的に分かりやすくなっています。
【期間指定レポート:オーガニック検索】では、同じ指標を用いて任意の期間で分析することが可能です。
ページごとの分析レポートです。ページタイトルごとに「PV」「セッション」「PV/セッション」「直帰率」「平均滞在時間」を確認することができます。
PVが多いページの導線を改善し、PV/セッションを高めたり、直帰率を改善すれば、サイト全体の数値も改善されやすくなります。
また、PV/セッションが高いページや、PVに伸びしろがあるページ(例:TOPページに導線を設置するなどして、セッションを上げることが可能なページ)への、セッション増加施策は、サイト全体のPVを伸ばすのに有効な打ち手であることも多いです。
【期間指定レポート:PV・LPランキング】では、同じ指標を用いて任意の期間で分析することが可能です。
ここでは、今月~過去13ヶ月のCVと、CVRを確認できます。直近数ヶ月だけでなく、季節要因も考慮して前年同月とも比較してみてください。
前月比較の積み上げグラフでは、どこでペースが上がったか、下がったかが視覚的に分かりやすくなっています。
また、「ランディングページ」「参照元/メディア」「性別」「年齢」「性別×年齢」「デバイス」「曜日」「時間」ごとのCVとCVRを表示しています。
CVは、Googleアナリティクスのビューの「目標」の合計です。カスタマイズを行えば、レポートに表示する目標を、任意のものに変更することも可能です。
【期間指定レポート:コンバージョン】では、同じ指標を用いて任意の期間で分析することが可能です。
Googleアナリティクスの見方が分からなくても、操作が面倒でも、DeeBoardなら美しく見やすいレポートで、サイトの健康状態をすぐに把握できます。
ディーテラーはデジタルマーケティング領域のコンサルティング及びアウトソーシングサービスを提供する企業です。クライアント様の顧問マーケターとなり、最善なマーケティングプランを共に考え、実行します。また、マーケティング情報サイト「Digital Marketing Lab」を運営し、デジタルマーケティングについてフラットな視点で情報発信を行っております。