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Googleアナリティクス(GA4)が分からない方でも大丈夫!読み進めるだけでアクセス解析指標が理解できるミニ解説つき。
2024/01/31
GA4の探索指標の中に「アクティブユーザー数」と「総ユーザー数」があります。どのように使い分ければ良いのか、迷っている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、アクティブユーザー、総ユーザー数との違いや、新規ユーザー、リピーターの定義について解説します。
GA4には「ユーザー」に関するさまざまな指標があります。GA4のアクティブユーザー数は、一定期間内にサイトに訪れたユーザーの中で「10秒を超えたセッション」など、ある一定以上のアクションを行ったユーザーのみを指す指標です。
なお、GAで単に「ユーザー」という場合はこの「アクティブユーザー」を指します(重要)。
アクティブユーザー数の定義については後述します。
総ユーザー数は特定期間にサイトに訪れたユニークユーザーの総数を指します。アクティブユーザー数は総ユーザーの中で一定の動きをした人だけをカウントした数です。そのため、総ユーザー数よりもアクティブユーザー数の方が若干少なくなります。
GA4はクッキーやモバイルデバイスのIDなどを使用してユーザー識別を行っており、「総ユーザー数」とはユニークユーザーごとの総数をカウントしたものです。
例えば、「first_visit(初回訪問)」はアクティブユーザーとしてカウントされます。そのため、ユーザーが初めてそのサイトに訪れた場合は、仮にページをまたがずに数秒(10秒以下)で閉じたとしても、アクティブユーザーとしてカウントされます。
一方、ユーザーが複数回同じWebサイトに訪れて、たった数秒(10秒以下)ですぐにサイトを閉じた場合、総ユーザーにカウントされますが、アクティブユーザーにはカウントされません。
GA4の新規ユーザー数とは初めてWebサイトにアクセスしたユーザーを指します。次の4つの情報を基にユーザーを識別しています。
新規ユーザー数の条件に「セッション」は含まれません。そのため、「アクティブユーザー数」ではなく、「総ユーザー数」をベースに作成された指標となります。
リピーター数とは、特定の期間内に複数回サイトを訪問したユニークユーザーを指します。
リピーター数も新規ユーザー数と同じく、「総ユーザー数」をベースに作成された指標となります。
なお、新規ユーザー数とリピーター数を合計しても総ユーザー数にはなりません。これは、一定の期間内に新規ユーザーでもあり、同時にリピーターになる人が含まれるためです。
ウェブサイトにおける「アクティブユーザー数」とは、下記のいずれかの条件を満たしたものを指します。
「一定の興味を持ってページを閲覧したユーザー」と考えても良いでしょう。
それぞれの条件について、詳しく見ていきましょう。
エンゲージメントセッションとは、10秒を超えたセッション、CVが発生したセッション、2回以上のPVまたはスクリーンビューが発生したセッションを指します。
つまり、サイトユーザーが他のページを見ず、セッション時間が10秒以下であれば「アクティブユーザー」にはカウントされません。
first_visitとは、サイトを初回訪問した人を指します。
つまり、サイトに初回訪問したユーザーの場合、サイトでエンゲージメントセッションを発生させなくとも、「アクティブユーザー」としてカウントされます。
ウェブサイトの場合、以下のいずれかのイベントが発火すると、「engagement_time_msec パラメータ」が取得され、「アクティブユーザー」としてカウントされます。
探索レポートを使用した便利なレポート例を紹介します。
日ごとのユーザー数やコンバージョンが確認できます。「総ユーザー数」と「アクティブユーザー数」、「セッション」と「エンゲージのあったセッション」に乖離があった場合、“興味の低いサイト訪問”が多いと言えるため、どんなところから集客しているのかを確認するのが良いでしょう。例えば、低クリック単価で大量にアクセスを集めるディスプレイ広告出稿が多い場合などに、これらの乖離が出やすいです。
月ごとのユーザー数やコンバージョンが確認できます。「総ユーザー数」と「アクティブユーザー数」、「セッション」と「エンゲージのあったセッション」に乖離があった場合、“興味の低いサイト訪問”が多いと言えるため、どんなところから集客しているのかを確認するのが良いでしょう。例えば、低クリック単価で大量にアクセスを集めるディスプレイ広告出稿が多い場合等に、これらの乖離が出やすいです。
探索レポートの「月別レポート」について、より詳しく知りたい方はこちらの記事をあわせてご覧ください。
【関連記事】GA4で月別レポートを作成する方法 ~GA4探索~
流入経路ごとのユーザー数やセッション、CVなどが確認できます。SNS、SEO、広告など、どの集客に力を入れれば良いか検討する際に役立つレポートです。前述の通り、「総ユーザー数」と「アクティブユーザー数」、「セッション」と「エンゲージのあったセッション」に乖離がある場合は、集客ユーザーの品質が低い可能性があるため、要注意です。
外部リンクのクリック数を確認できるレポートです。フィルタで「リンク先URL=/を含む」にするとこで、外部リンククリックのイベントに絞り込むことができます。
Looker Studioでもさまざまなユーザーレポートが作成できます。レポートの自由度も高く利便性の高いレポートが作成できます。
レポート作成についてより詳しい情報が知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
【関連記事】GA4レポートをLooker Studio(Googleデータポータル)で!作成方法を解説
GA4と同様、日ごとのユーザー数やコンバージョンが確認できます。
同じデータを利用して、簡単にグラフの形を変更できます。
月別レポートも作成してみましょう。
GA4のアクティブユーザーとは、特定の期間内にサイトで一定以上の行動を起こした人もしくは新規ユーザーを指します。全てのユーザーをカウントする「総ユーザー数」と比較すると若干数は少なくなります。
GA4の「探索レポート」やLooker Studioを利用すると、アクティブユーザーに関するさまざまなレポートが作成できて便利です。特にLooker Studioでは、利便性が高く使い勝手の良いレポートを作成できます。
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ディーテラーはデジタルマーケティング領域のコンサルティング及びアウトソーシングサービスを提供する企業です。クライアント様の顧問マーケターとなり、最善なマーケティングプランを共に考え、実行します。また、マーケティング情報サイト「Digital Marketing Lab」を運営し、デジタルマーケティングについてフラットな視点で情報発信を行っております。