レポートタイプは「通常レポート」と「期間指定レポート」の2種類あります。
各レポートタイプには、アクセス解析の目的別に複数のページが用意されています。
通常レポート
通常レポートは今月、前月、前々月、過去13ヶ月など、予めよく利用する期間が設定されており、ページを読み進めるだけで、Webサイトの健康状態が把握できます。
期間指定レポート
期間指定レポートは、通常レポートと同じ分析指標を用いて、任意の集計期間で分析できるレポートです。
レポートサンプルはPDFですが、実際はWebレポート+PDFレポート(定期メール送信可能)となります。
通常のDeeBoardのレポートに加え、商品別、性別、年齢別、デバイス別、曜日別、地域別の売上分析や、商品価格×注文商品数の分析などが可能です。
売上金額のことです。GAのイベント「in_app_purchase」「purchase」のパラメータ「value」の値の合計値。
決済が実行された数(購入回数)のことです。GAのイベント「in_app_purchase」「purchase」の合計値。ECサイトのコンバージョンと考えてください。
1回の注文あたりの平均収益のことです。
購入者1人あたりの平均収益のことです。
注文された商品の数量のことです。例えば、1度に「商品Aを1つ」「商品Bを2つ」購入した場合、注文商品数は3になります。
1回の注文で購入される平均商品数のことです。注文商品数÷注文数で算出しています。この値が大きいほど、1回の注文で多くの商品が購入されたと言えます。
商品詳細ページ表示後に、カートに追加された割合のことです。商品詳細ページの評価に使える指標です。
商品を購入した人数のことです。
初めて商品を購入した人数のことです。
これまでに2回以上商品を購入したことがある人数のことです。
特徴01
指標やディメンションの選択など、面倒な操作は一切不要です。よく利用する指標と期間が設定されており、ページを読み進めるだけで、Webサイトの健康状態が把握できます。
特徴02
ディメンションごとのシェアを示す「割合」や「表内の棒グラフ」を見れば、重要指標のシェアを一瞬で把握できます。
特徴03
GA4では取得できない注文率の他、注文前に参照していたメディアや参照元/メディアが分かります。
特徴04
収益や注文数含む重要指標を月単位で集計しており、日付設定を操作することなく確認できます。
特徴05
日別の他、月末や指定期間の最終日までの積み上げでグラフ表示しており、どこでトレンドが変わったかを把握しやすくなっています。
特徴06
新規ユーザー、複数回訪問してくれるリピーターの増減が分かります。
特徴07
GA4では集計しづらい自然検索数、サイト内検索数、自然検索キーワード、サイト内検索キーワードを1つのレポートで表示しています。
通常レポートと期間指定レポートの内容は同じです。
ECサイトの健康状態を、1ページで確認することを目的としたレポートです。
左上には、今月、前月、前々月の「収益」「注文数」「注文単価」「顧客単価」「注文商品数」などの重要指標と、その前月比をスコアカードで示しています。
利用頻度が高い「メディア」「参照元/メディア」のデータは、右上にまとめ、ECサイト(通販サイト)の重要指標である、収益と注文数を記載しています。
また、「性別」「年齢」「性別×年齢」「デバイス」「曜日」「地域」ごとの収益や注文数も、まとめて表示しています。
【期間指定レポート:ECサマリ】では、同じ指標を用いて任意の期間で分析することが可能です。
ここでは、今月~過去13ヶ月の「収益」「注文数」「注文単価」「顧客単価」「注文率」等を確認できます。直近数ヶ月だけでなく、季節要因も考慮して前年同月とも比較してみてください。
前月比較の積み上げグラフでは、どこでペースが上がったか、下がったかが視覚的に分かりやすくなっています。
【期間指定レポート:EC時系列分析】では、同じ指標を用いて任意の期間で分析することが可能です。
ここでは、今月と前月の「収益」「注文数」「注文率」を、ディメンション別に確認できます。
「メディア」「参照元/メディア」「性別」「年齢」「性別×年齢」「デバイス」「曜日」「地域」ごとに、各指標を確認してみてください。
【期間指定レポート:ECディメンション分析】では、同じ指標を用いて任意の期間で分析することが可能です。
ここでは、「商品価格」と「注文商品数」の散布図を確認できます。単価が高い商品ほど上に表示され、購入数が多い商品ほど右に表示されます。バブルの大きさは収益の大きさです。「収益に貢献している商品は、単価が高いのか、それとも購入数が多いのか」「価格帯ごとに購入数の違いがあるか」を確認してみましょう。
また、商品ごとの「収益」「注文回数」「注文単価」も確認できます。「収益」の右に表示している「割合」は、その商品の売上シェアを意味します。
期間は「今月」「前月」「過去3ヶ月」「過去12ヶ月」で集計しています。これ以外の期間についても期間指定レポートで任意の期間を設定して集計できます。
【期間指定レポート:EC商品別売上】では、同じ指標を用いて任意の期間で分析することが可能です。
サイトの健康状態を、1ページで確認することを目的とした、レポートです。
左上には、今月、前月、前々月の「PV」「セッション」「ユーザー」「新規ユーザー」「リピーター」などの重要指標と、その前月比をスコアカードで示しています。
利用頻度が高い「メディア」「参照元/メディア」のデータは右上にまとめ、流入数を表すセッションと、WebサイトのゴールであるCVへの貢献数値を記載しています。
また、「性別」「年齢」「性別×年齢」「デバイス」「曜日」「地域」ごとのセッションやCVも、まとめて表示しています。
PVは、【総合指標】と捉えましょう。PVは、【量の指標】と【質の指標】の掛け算で構成されています。
このページでWebサイトの健康状態の大枠を把握したら、他のページに進みます。【量の指標】と【質の指標】のどちらに改善ポイントがあるのか、アタリをつけることが大事です。
【期間指定レポート:サマリ】では、同じ指標を用いて任意の期間で分析することが可能です。
ここでは、今月~過去13ヶ月のPVとセッションを確認できます。直近数ヶ月だけでなく、季節要因も考慮して前年同月とも比較してみてください。
前月比較の積み上げグラフでは、どこでペースが上がったか、下がったかが視覚的に分かりやすくなっています。
また、「性別」「年齢」「性別×年齢」「デバイス」「曜日」「地域」ごとのセッションやCVも、まとめて表示しています。
PVは【総合指標(量と質の掛け算)】です。セッションは【量の指標】です。
例えば、「セッションは伸びているが、PVは伸びていない」という状態であれば、【質の指標】である「PV/セッション」が落ちているということが言えます。
この場合、「他ページへの誘導ができているか」「見出しページが分かりやすくデザインされているか」など、導線設計を確認してみてください。
【期間指定レポート:PVとセッション】では、同じ指標を用いて任意の期間で分析することが可能です。
ここでは、今月~過去13ヶ月のユーザーと新規ユーザーを確認できます。直近数ヶ月だけでなく、季節要因も考慮して前年同月とも比較してみてください。
前月比較の積み上げグラフでは、どこでペースが上がったか、下がったかが視覚的に分かりやすくなっています。
ユーザーも新規ユーザーも【量の指標】です。特に新規ユーザーは、将来の売上創出のためのシグナルです。
これが伸びていない場合、広告などの集客施策で、新規ユーザーにリーチできているかを確認しましょう。
例えば、リターゲティング広告に配信が偏ると、新規ユーザーが減少し、新しい顧客を獲得しづらくなることがあります。
反対に、「新規ユーザーが伸びているにも関わらず、ユーザーが伸びていない」場合、リピーター離れが懸念されます。
新しいコンテンツを制作したり、再訪問してもらうための仕掛けを考えましょう。
【期間指定レポート:ユーザーと新規ユーザー】では、同じ指標を用いて任意の期間で分析することが可能です。
ここでは、エンゲージのあったセッション(Eセッション)とリピーターの分析を行います。
まずは今月~過去13ヶ月のエンゲージのあったセッション、エンゲージメント率、リピーターを確認しましょう。直近数ヶ月だけでなく、季節要因も考慮して前年同月とも比較してみてください。
前月比較の積み上げグラフでは、どこでペースが上がったか、下がったかが視覚的に分かりやすくなっています。
エンゲージのあったセッションもリピーターも【量の指標】ですが、サイト内で何かしらのアクションをした能動的なセッションを集計したもの、複数回サイトに来てくれたユーザーを集計したものなので、【質の指標】と相関が出やすい指標です。
【期間指定レポート:Eセッションとリピーター】では、同じ指標を用いて任意の期間で分析することが可能です。
ここでは、質の指標の分析を行います。
まずは今月~過去13ヶ月の「PV/セッション」「セッション/ユーザー」「平均セッション時間」を確認しましょう。直近数ヶ月だけでなく、季節要因も考慮して前年同月とも比較してみてください。
「メディア」「参照元/メディア」「詳細ディメンション」ごとの数字も確認できるため、どんな流入元やどんな人が良質なサイト訪問をしてくれているのかを分析することができます。
【期間指定レポート:質の指標】では、同じ指標を用いて任意の期間で分析することが可能です。
ここでは、自然検索セッションの推移と自然検索キーワードを確認できます。
自然検索セッションは、広告ではない検索エンジンの検索結果をクリックしてサイト訪問した数です。
SEOはもちろん、ブランドを記憶し再訪問してくれるリピーターを獲得することによっても、伸ばすことができます。
まずは今月~過去13ヶ月の自然検索セッションを確認しましょう。直近数ヶ月だけでなく、季節要因も考慮して前年同月とも比較してみてください。
前月比較の積み上げグラフでは、どこでペースが上がったか、下がったかが視覚的に分かりやすくなっています。
自然検索キーワードでは、キーワードごとの表示回数、クリック数、平均掲載順位を確認できます。狙っているキーワードでアクセスを獲得できているか確認してみましょう。
【期間指定レポート:自然検索】では、同じ指標を用いて任意の期間で分析することが可能です。
ここでは、ページごとのPVやエンゲージメント率を確認できます。
PVが多いページは、よく閲覧されているページなので、他ページへの導線を設置・改善することで、PV/セッションが高まり、サイト全体のPVが増えることが期待できます。
エンゲージメント率(エンゲージのあったセッション÷セッション)が高いページは、ユーザーが興味を持って閲覧したページである可能性が高いことを意味します。
【期間指定レポート:ページ分析】では、同じ指標を用いて任意の期間で分析することが可能です。
ここでは、ランディングページ(LP)ごとのセッションを確認できます。
LPとは、サイト訪問時の入り口となったページのことです。セッションの多いページを改善することで、より多くのPVやCVの獲得が期待できます。
LPの改善はその他のページの改善よりも即効性があるため、優先度が高くなります。
【期間指定レポート:LP分析】では、同じ指標を用いて任意の期間で分析することが可能です。
ここでは、サイト内検索数の推移とサイト内検索キーワードを確認できます。
サイト内検索キーワードを取得するにはGAの設定が必要です。詳しくは導入マニュアルをご覧ください。
【期間指定レポート:サイト内検索】では、同じ指標を用いて任意の期間で分析することが可能です。
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月額費用は無料!買い切りでご利用いただけます。
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ディーテラーはデジタルマーケティング領域のコンサルティング及びアウトソーシングサービスを提供する企業です。クライアント様の顧問マーケターとなり、最善なマーケティングプランを共に考え、実行します。また、マーケティング情報サイト「Digital Marketing Lab」を運営し、デジタルマーケティングについてフラットな視点で情報発信を行っております。